CubePDF は、Windows の印刷機能を利用した仮想プリンター形式の PDF 変換・作成ソフトです。 それぞれのアプリケーションで印刷ボタンを押す際に CubePDF プリンタを選択することによって、 紙に印刷する代わりに PDF に変換されます。 印刷可能でさえあれば、変換元のファイル形式は問いません。 また、PNG や JPEG などの画像ファイルにも変換することができます。
CubePDF は、PDF ファイルに様々なオプションを簡単に設定・追加する事ができます。 また、変換時に既存の PDF ファイルの先頭や末尾に結合する機能も備わっている他、 Web 表示用の最適化、カラー画像のグレースケール化など便利な設定も用意されています。
CubePDF は、スタンドアローンなアプリケーションのためネットワーク接続を必要せず、 利用に際して、ユーザ情報の登録を要求される事もありません。 また、作成した PDF ファイルに対して、パスワード設定を始め、 印刷やコピーの禁止設定などの様々なセキュリティ設定を容易に追加することができ、 より安全であるよう考慮されています。
CubePDF は、画像ファイルへの変換も PDF ファイルへの変換と同様の方法で、印刷感覚で簡単に行うことができます。 JPEG (JPG)、PNG、BMP、TIFF (TIF) と言った使用頻度の高い様々な画像ファイル形式に対応しています。
CubePDF のユーザー評価の一つに「日本語への対応がしっかりしている」というものがあります。 ファイル名の文字化けなど、同種の海外製品が対応しきれていない部分についても丁寧に対策されています。
CubePDF は個人・法人を問わず誰でも自由に利用する事ができます。 商用利用を含め、利用用途の制限もありません。 また、オープンソースソフトウェア (OSS) として開発されているため GitHub からソースコードを取得する事もできます。
CubePDF は、Windows 用のフリーソフトとして配布しています。 2010 年 7 月のリリース以降、日々改良を重ねており、おかげさまで優良・安定のソフトウェアとして、 大手メディアに多数の紹介記事が記載されています。また、2010 年には 窓の杜大賞 で銀賞も受賞しました。
CubeVP は、 CubePDF メイン画面 (GUI) を非表示にする事による変換処理の自動化を始め、 用途に応じて CubePDF を自由にカスタマイズするための仮想プリンター構築システムです。 CubeVP は、個人用途であれば無償で利用可能で、開発をサポートするための CubePDF SDK や チュートリアル なども併せて公開しています。(※ CubeVP は、CubePDF とは別のソフトウェアです。詳細については、 専用ページ でご確認下さい。)